【Т●чка Flashback 1】トラペ座＋ロケットマツ – 無題 ● 公園通りクラシックス
https://youtu.be/_uTwGRVDTFw
コロナ禍になった2020年6月に、渋谷の公園通りクラシックスで始めたトラペ座の自主企画「灯地下 т●чка」は現在も継続しています。
いま、このТОЧКА トーチカ という言葉は、また特別な意味合いを持ってしまいました。
もともとこの точка という単語自体は、「点 dot, point」という意味で、広くスラブ諸語で使われている言葉だと思います。
これが、ロシア語でдолговременная огневая точка(ダルゴヴレメンナヤ・アグネヴァヤ・トーチカ)、略してДОТ「長期的な着火点」と名付けられたのは、戦時においてコンクリートなどでさまざまな形に整えられた防御陣地、のこと。
ロシア語ではあるけれど、世界中にさまざまな形状でトーチカは作られ、用いられてきた。この日本でも。
僕らは、コロナ禍というまさか自分たちが生きている間に体験するとは想像だにしていなかった疫病にあっという間に侵攻された。
その中で、自分達に何ができるかと自問自答しながら手探りして始めた企画。
その名前に、軍事用語で決して明るいイメージではない「トーチカ」という言葉だが、人間が向き合わなければいけないもの（疫病、戦争、原発。。。どれも、人間が生きてきた上で生み出したものだ）に対しての防御陣地、戦っていくためのよすが、として自分達の音楽、音楽を鳴らす場所、があり、地下に灯りを点し続ける、という思いを込めて「灯地下」という名前にしました。
撮り貯めていた映像をこれからチョコチョコと公開していこうと思います。
題して、《Т●чка Flashback》シリーズ。
第１弾は、ロケットマツさんとの合奏「無題」
【Т●чка Flashback 1】トラペ座＋ロケットマツ – 無題 ● 公園通りクラシックス
https://youtu.be/_uTwGRVDTFw
2020年8月15日、終戦の日、「灯地下 т●чка vol.3」からです。
パスカルズでも最近演奏されていますが、こちらはかなり初期段階の貴重〜な笑テイクです。
ぜひご覧になってください。
